フロー式画像解析粒子径・形状測定装置 Particle Insight

製品概要

粒子径だけではなく、形状も測定

フロー式画像解析粒子径・形状測定装置 Particle Insight

Particle Insightは最新のフロー式画像解析装置です。粒子径だけでなく、形状も重要になる場合の用途に最適です。
独自機能の1つとして、エンドユーザーに最大28個の異なる形状パラメータを提供できます。
この機能により、設計した粒子に大きな影響を与える可能性のある形状パラメータを利用して、設計精度が向上します。

Particle Insightは、28種類の異なった形状パラメータを解析し、水性分散媒、もしくは有機溶媒でサンプルを分散し、リアルタイムで測定することができます。
このシステムは標準構成で、あらゆる種類の工業用、生物学的試料、地質学的試料を検査するのに最適です。
この装置にはとてもユニークなサンプル再循環モジュールと精密光学部品が装備されており、統計学的に有効な値を迅速に測定しかつレポートするようにデザインされています。
また多くの製造工程で欠かすことのできない品質管理能力も含まれています。Particle Insight はまた、完全無人作業を実現するために全自動注入及び全自動すすぎ機能が搭載されています。

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  • ファインバブル測定の概要

特長

  • リアルタイムで結果表示
  • 測定範囲:1~150㎛、3~300㎛、10~800㎛
  • 業界最多形状解析(28 パラメータ)
  • 統計的工程管理機能で複数サンプルのトレンド表示
  • リアルタイムでデータのバックアップ
  • 独自の光学技術により高い正確性を確保
  • 柔軟性の高いデータレポート機能
  • サンプル処理を自動化
  • FDA 21 CFR Part 11 準拠

外寸・重量:38.1cm(H)25.4cm(W)63.5cm(D)、13.2kg
電源: AC 100~240V、50/60 Hz

さらなる情報は、Particulate Systemsのウェブサイト(リンク先、英文)をご覧ください。

フロー式画像解析粒子径・形状測定原理のイメージビデオ

フロー式画像解析法:

フローセルに流れるバブルを毎秒数十回、フラッシュに同期させたカメラにより静止画としてマイクロバブルの画像フレームデータを取り込みこれを数分間測定します。その間、内臓ソフトがリアルタイムで画像フレーム中の粒子群を1個1個の粒子画像に切り出して粒子の投影面積、周囲長、アスペクト比などの各種形状パラメータ(最大28種)を高速演算し画面上にそれぞれのグラフや値を同時並行で表示していきます。そのため測定データは全て画像として得られた実測データで統計計算や外挿法などは用いません。

フロー式画像解析測定の概略図

バブル測定の実際例:

バブル発生器より発生している水槽内のマイクロバブルを吸引ポンプでフローセルに吸引しマイクロバブルの画像をリアルタイムで画像処理しながら数分間測定します。その間、画像解析装置の為、測定しているバブル画像が PC モニター上で観察することができます。マイクロバブルの場合形状は球形の為、一般的に面積円相当径(同一面積の円相当の直径)で表わされバブルの個数濃度表示もされます。

バブル測定のイメージ図

マイクロバブル測定の注意点:

マイクロバブルは安定期間が短く最終的に水面に浮上し大気に拡散しますので迅速な測定が必要です。また発生ノズルの位置や測定器の検出部(フローセル部)迄の距離などにも注意が必要となります。実際の測定ではサンプルであるバブル以外にコンタミの問題も発生しますが画像解析法の特徴を生かし測定データの形状パラメータを利用して測定時、あるいは測定後の保管データに対してこれらを用いてバブル中に含まれる特定的な形状の粒子(コンタミ)だけを抽出したり逆に除去するデータ処理が可能です。

具体的なデータ処理方法(コンタミの除去手順)

粒度分布測定装置

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