異物の検査・解析
食品中の異物は、食品製造過程でさまざまな要因で混入してきます。これを、発見・特定し、発生源を突き止めることは、安全性を確保する上で大変重要です。非破壊検査および分析のテクノロジーを利用すれば、外から見えない異物を見つけたり、異物が何であるかを解析することが可能となります。有機異物の解析はFTIRを使用し有機異物のスペクトルを測定し、ライブラリデータと比較することで異物の同定が行えます。無機異物の解析ではEDX（蛍光X線装置）を使用することで食品に付着または混入した無機異物の種類を、簡単に短時間で特定することができます。両機のデータを統合的に解析し、同定結果および一致度を求めるEDX-FTIR統合解析ソフトウェアを別途ご用意しております。
