乾式自動密度計
製品概要
乾式自動密度計は、完全自動化された装置で、容積1㎤から100㎤までの様々な粉末、固体およびスラリーを高精度に高速で容積測定し密度計算が可能です。本装置は、3分以内にほとんどの試料分析を優れた精度で完了することが可能です。オペレータがいくつかキーを押すだけで分析が開始され、その後はデータが収集され計算が完了し、追加の操作なしで結果が表示されます。
機能
乾式自動密度計は、一体型コントロールと分析モジュールから構成されています。高度な処理能力が必要な場合、シングルユニット設定の分析モジュールも利用可能で、1つのコントロールユニットに最高5つまで分析モジュールを追加できます。各々のモジュールにガスを接続できます。さらに、各モジュールには異なるサイズの試料チャンバ(10㎤または100㎤)を設置することが可能で、幅広い範囲の測定に対応することができます。各チャンバにオプションのマルチボリュームキットを利用することにより1~100㎤まで対応します。本装置はAccuPycII 1345に、試料用チャンバに対して電子的に独立した温度コントロールができる機能が追加されたものです。
- 設定およびオプション(英文)
- ソフトウェアおよびデータ表示(英文)
- 一般的な AccuPyc のアプリケーション(英文)
- アプリケーションの注意、参考文献及び論文(英文)
- ガス置換技術の概要(英文)
さまざまな標準機能
- 単純なキャリブレーション処理によって、トレーサブルな標準体積を利用して装置サンプルセルおよび拡張チャンバの体積を簡単に測定できます。キャリブレーション後、セルおよび拡張チャンバの体積は自動的に保存されます。
- ユニークな操作精度機能によって、ユーザーが設定した耐性の範囲内で5つの連続する測定データを提供し、分析結果の精度が向上します。この機能によって分析の早期終了が可能となり、正確な結果を得るのに必要なサイクル数を低減できます。
- サンプル質量は、分析用天秤から R-232ポートを経由して直接入力することができます。
- コントロールモジュール背面のUSBポートを経由してプリンタ(分析およびキャリブレーション結果を出力)およびキーボード(アルファベット数字入力)へ接続することが可能です。USBポートを使用してソフトウェアの更新をインストールすることも可能です。
- コントロールモジュール背面パネルにはイーサーネットポートが設置され、レポートをメールしたり、データをウェブ上でアーカイブしたり、乾式自動密度計のWindowsアプリケーションソフトウェア(オプション)を利用できます。
- 乾式自動密度計は、英語、仏語、独語、伊語または西語の5つの異なる言語が本体上で使用可能です。
様々なオプション
- オプションのWindowsインターフェースによって優れたレポート作成およびアーカイブ機能を提供します。
- 一体型のコントロールモジュールと分析モジュールによって最高5つまでの追加の外部分析モジュールを制御可能です。
- 2つの標準サンプルチャンバが利用可能です(10㎤および100㎤)。
- MultiVolumeオプションキットによって1つの分析モジュールで様々なサンプルサイズの分析が可能です。
- ASTM法 D6226に従ってオープンセルおよびクローズドセル発泡材料の測定が可能です。
- 温度は電子制御(ペルチェ素子)方式で、ユーザーが設定した温度での分析が可能です。
- グローブボックスモジュールによって、コントロールモジュールと分析モジュールを分離し、クローズド環境での分析が可能です。